
こんにちは。RAYELトレーナーの原です。
「筋トレしても、筋肉がなかなか付かないんです。」
これはパーソナルトレーナーとして、よくお客様から聞く言葉です。
その声の奥には、
「やってる意味あるのかな?」
「自分は向いてないのかな?」
という葛藤が見え隠れします。
でも私は、こうお伝えします。
「見た目」以上に大切なこと。
筋肉が付かなくても、筋トレは続ける価値がある。
■ 筋肉よりも、もっと大切な“何か”を育てている。
筋トレをする理由は、人それぞれ。
- 健康のために
- ストレス発散のために
- ダイエットを成功させるために
- 自分の時間を大事にしたいから
- 気持ちを前向きにしたいから
筋肉量という「見える結果」はわかりやすいですが、
実はもっと深い“変化”が日々、身体と心に起きています。
習慣が変わる。自分との向き合い方が変わる。
週に2回、30分でも身体を動かす習慣を持つと、
- 食事を意識するようになる
- 姿勢がよくなり、呼吸が深くなる
- 睡眠の質が上がる
- 感情が安定する
- 小さな達成感を重ねられる
こうした「副産物」こそ、本当の財産です。
筋肉が増えるかどうかは、ほんの一部分。
筋トレをすることで、人生のリズムや自分への信頼感が整っていく。
それこそが“筋トレの本質的な価値”だと思うのです。
「成果が出ない」と感じるときこそ、伸びている。
筋肉は“ゆっくり”育ちます。
数字では測れなくても、筋繊維の密度が増えたり、
姿勢を支える力がついていたり、体の中では確実に変化が進んでいます。
でも多くの人は、「変化の遅さ」に飽きてしまう。
そこでやめてしまうと、またゼロに戻ってしまう。
だからこそ、「筋肉が付かなくてもいい」と思える人は強い。
目的を“見た目”だけにしない人ほど、長く、自然に続けていける。
続けた先にこそ、“あなたらしい体”ができる。
筋肉が大きくならなくても、あなたに合った体は確実に育っていきます。
疲れにくくなったり、転倒しにくくなったり、
「白Tシャツが似合う後ろ姿」になっていたり。
周りの誰かと比べるのではなく、
昨日の自分より、ちょっと整っているかどうか。
それが、人生を変える一歩です。
最後に:筋トレは、“自分と仲良くなる時間”。
筋肉を付けることも素晴らしいですが、
筋肉が付かなくても「やってる意味がある」と思えることは、もっと素敵です。
筋トレは、心と身体を育てる“自己信頼のトレーニング”。
だからこそ、自信を持って言いましょう。
筋トレして、筋肉が付かなくても良い。
その行動自体が、あなたを強く、美しくしているのです。
パーソナルトレーナーとして、
私は“筋肉”よりも、“その人の人生に根づく習慣”を一緒に作りたいと本気で思っています。
あなたにとっての「意味ある筋トレ」を、これからも応援しています。
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