
インターバル速歩とは・・・
インターバル速歩は、速歩とゆっくり歩きを交互に繰り返すウォーキング法で、健康維持・体力向上そしてダイエットに効果的とされています。
インターバル速歩の基本的な考え方
1.速歩とゆっくり歩きを交互に行う
3分間の速歩(ややきついと感じる程度)と3分間のゆっくり歩きを1セットとし、5セットを行い、週3程度を目標にします。
2.正しい姿勢を保つ
視線は約25m先を見て背筋を伸ばし、腕は90度に曲げて前後に大きく振ります。足はできるだけ大股を意識して踏み出し、かかとから着地します。
3.無理なく続ける
速歩の合計が1日30分程度となるようにし、朝・夕と2回に分けて実施しても効果があります。
主な効果
・体力向上 →
継続することで下肢筋力(太もも)が最大で20%増加し、持久力も10%向上します。持久力が10%増加するということは10歳若返ったことを意味します。
・生活習慣病の改善→
血管をやわらかくし、血圧や血糖値を低下させます。その結果、肥満や高血圧、糖尿病の改善といった生活習慣病を予防することが確認されています。
・ストレスや不眠の改善→
インターバル速歩を始める前と後で、ストレスやうつ指標の改善が確認されています。適度な運動強度、部分的には筋肉の張りを和らげるため、睡眠効率が上がり不眠にも効果があります。
・体重・体脂肪率の減少
有酸素運動による脂肪燃焼効果、緩急をつける歩き方により身体への慣れを防ぎやすく体力向上の優位性が抑えられます。普段の食事内容でも、筋トレと併用すれば1週間で体重1kg減、体脂肪率1.5%減が実現できます。
・熱中症の予防
インターバル速歩トレーニングの後30分以内にプロテインドリンクを摂取することで、より筋肉への栄養となって、血流が増加し体温調整機能が改善して暑さに強い身体になります。
インターバル速歩が痩せやすい理由
速歩(さっさか歩き)である時速6km程度を組み込むことがPOINT!! 強度の強い運動を行うと出てくるものが「乳酸」です。 筋肉の中にたくさん乳酸が出ている強度の運動はいわゆる「無酸素運動」と言われるもので、簡単に言えば「筋トレ」しているようなトレーニングです。 それに対して有酸素運動とは「ジョギング」や「バイク」「水泳」と言った比較的長い時間できる運動を有酸素運動と言います。 この有酸素運動、脂肪燃焼しやすい最も効率のいいポイントは、この乳酸が急激に出てくる付近すれすれの強度で行うことが推奨されています。 「歩く」というのは、実は速度が上がっていけばいくほど脂肪燃焼効率が悪くなります。 速度が上昇して(大体時速7kmくらい)いくと効率を求めて歩く→走るに人は動作を変化させます。 なので時速6kmというのは、いっそのこと軽く走っていた方が効率がいいんじゃ?位の運動強度であり、脂肪燃焼にベストな速度と言えます。 そして途中にゆっくりとした歩きを入れてしっかりと休み、中強度の運動を積み重ねられるようにしてゆき、トータルの運動量と質を稼ぐのがインターバル速歩のメリットです。 よろしければ、ぜひ明日からの普段の何気ない歩きの中に「速い歩き」を適度に加えてインターバル速歩にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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