15年ボディメイクをしてきたトレーナーが考える、筋肉をつけたい場合に重量を重視するか、フォームを重視するか!!

目次

結論1

筋肉をつけたい場合、フォーム(正しい動作)を最優先すべきです。

フォームが崩れていると、ターゲットの筋肉に効かせられず、関節に負担がかかり

ケガのリスクも高くなります。

フォーム重視 → 重量はあとからついてくる。

正しいフォームで筋肉にしっかり負荷をかけることで、効率よく対象筋の筋肥大を狙えます。

対象筋にピンポイントで負荷をかけることで、メリハリのあるボディラインを作ることができ、

『ボディメイク』の名に相応しい筋トレが実現します。

軽すぎると負荷不足になることもありますが、フォームが安定していれば、筋肉の発達と共に

徐々に重量を上げられます。

例:ベンチプレスで肩が前に出るフォームだと胸より肩に効いてしまいます。


重量ばかり重視すると…

間違ったフォームになりがち(反動を使う、違う筋肉を使うなど)。

ケガ(腰、肩、関節など)の原因になり、継続できなくなる。

筋トレを始めた頃の自分に問う!フォームに拘り過ぎず、 重量を伸ばすことを優先しても良かった、と思う。

○全身に満遍なく筋肉をつけるには、絶対的に扱う重量を高くする必要がある。

○フォームを重視した場合、挙上スピードの低下や全身の筋肉動員率が抑えられ、筋力が伸びにくい。

○フォームを重視するあまり、重量を下げたり出来る回数を抑えたりして、追い込みが浅くなる。

○短期間での重量UPが難しく、筋肉もなかなか付かないため筋トレ継続の挫折に繋がる。

○筋力が伸びて重量を更新する時間は楽しい。

○フォームが染み付くと防衛本能が高まり、アドレナリンを上げにくい。

○フォーム習得は筋トレを継続していれば、後からでも十分に可能。

○スポーツと同じく正しいフォームの技術は時間をかけないと習得できない。
  そして高重量を扱おうとする心構えは、必然的にフォーム習得の礎となる

重量を重視したトレーニングは、高重量・低回数のトレーニング、いわゆる

『筋力向上』寄りの方法です。

筋肥大にも効果がありますが、以下のポイントを意識しないとケガのリスクが高まります。


重量重視のトレーニングの特徴

目的:主に筋力アップ。間接的に筋肥大も狙える。

回数:1セット5回前後(最大8回以下)が基本。

重量:8RM(8回ギリギリできる重さ)~3RM(3回が限界の重さ)など。

セット数:3〜5セット以上。

休憩:2〜3分(重い重量に備えるため長め)。


メリット

神経系の発達で筋力が大幅に上がる。

重量に体が慣れると、その後の中重量トレでも効率が上がる。

「高重量に慣れる」という心理的な強さも得られる。


デメリット・注意点

フォームが崩れやすい(→効かせたい部位に効かなくなる)。

ケガのリスクが高くなる(特に腰、肩、関節など)。

補助者(スポッター)やパワーラックが必要なことも多い。


安全に進めるコツ

重量を上げる前にフォームを固めておく。

ウォームアップセットを必ず行う。

週に1〜2回は中〜高回数(10〜15回)で関節や筋肉のケアもする。

結論2

トレーニングフォームを大切にし、コツコツと筋トレに励めば、

美しいボディラインのカッコいい身体を、誰でも作ることができます。

筋肉を大きくしてゆくためには重量UPも必要であるため、重量に拘る精神を内に秘め、

関節に負担がないように、筋肉に効かせるフォームのもと

重量UPと共に楽しみながらトレーニングして、筋肉を付けてゆきましょう!!


最後に、自力でのトレーニングフォーム習得は長い期間を要するため、挫折しない意味でも

パーソナルトレーニングで時短を図るのはかなり有効だと思いますよ。

一緒にボディメイクを楽しみましょう。

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